後払いアプリ利用の前に
把握すべき問題点
後払いアプリの問題点
後払いアプリは手元に現金がなくても、商品・サービスが購入できるようになるアプリです。
クレジットカードよりも手軽で使いやすいことから、後払いアプリを使う方が少しずつ増えてきています。
ただ、後払いアプリにはメリットばかりではなく、いくつかデメリットもあります。
後払いアプリを利用する前に、そのデメリットを把握しておくことが大事です。
当サイト「即マネ.com」では、後払いアプリの問題点を詳しく解説していきます。
後払いアプリの問題点は?使いすぎに注意?
後払いアプリには主に以下のような問題点があります。
- 審査が緩く、誰でも使えてしまう
- 未成年でも使えてしまう
- うっかり使いすぎてしまう
- 不正利用されやすいる可能性がある
1つずつみていきます。
審査が緩く、誰でも使える
後払いアプリは審査がクレジットカードなどと比べて緩く、余程のことがない限り審査で落とされてしまうことはありません。
そもそも後払いの決済方法は、ある程度支払能力があることを認められた場合に審査に通るケースが多いです。
そして、審査に通ってもその人の年収や就業状況によって利用上限額が変わってきます。
後払いアプリはそういった規制が緩いため、自分の収入レベルに合った使い方ができないと、多重債務などに陥る危険性を孕んでいます。
未成年でも使えてしまう
先ほど誰でも使えると説明しましたが、後払いアプリは本当に誰でも使えるものとなっています。つまり、未成年であっても使うことが可能です。
クレジットカードは未成年では発行することができません。
ですが、後払いアプリは未成年でも使えてしまうため、収入のない未成年者が後払いアプリを使い込み、その請求が親にまわってくることも想定されます。
うっかり使いすぎてしまう
後払いアプリはスマホのボタン一つで気軽に使えてしまうため、お金を浪費している感覚を失いうっかり使いすぎてしまう傾向にあります。
利用限度額が決まっているものが多いですが、それでも設定基準はクレジットカードよりも緩いです。
利用限度額ギリギリまで使おうとしてしまうと、のちの支払いに大きな影響を及ぼします。
うっかり使いすぎてしまうことがないように、後払いアプリを利用する際は、クレジットカード以上に計画的に利用することが重要です。
不正利用される可能性
後払いアプリは不正利用される可能性がある点にも注意が必要です。
後払いアプリはさまざまな面でクレジットカードよりも緩くなっており、自分が使いやすい分、相手にも使われやすいです。
後払いアプリの中には二段階認証や生体認証などの設定が可能なものもあります。
できるだけセキュリティ対策を講じている後払いアプリを利用し、アプリをインストールしたらすぐにセキュリティ設定を済ませましょう。
特にクレジットカードと紐づけてチャージするタイプの後払いアプリを利用している方は、セキュリティ対策を忘れないでください。
後払いアプリでも審査に落ちてしまうこともある?
後払いアプリは審査が緩くてつい使いすぎてしまうと説明しました。
しかし、後払いアプリでも審査に落ちてしまうこともあります。
審査に落ちてしまう原因として主に以下のものがあげられます。
- 入力した情報に誤りがある
- 支払いの遅延や未入金の履歴がある
後払いアプリは電話番号や住所、氏名などの情報に誤りがあると、悪質な詐欺に利用されるのではないかと疑われてしまいます。
申し込む際には入力した情報に誤りがないかよく確認してから申し込みフォームを送信してください。
また、高額の商品の注文履歴が多い場合にも目を付けられやすいです。
高額な商品が履歴に何点も連なっていると、現金化に使用されているのではないかと思われてしまいます。
他にも、支払いの遅延や未入金の履歴があると、きちんと支払ってくれる保証がないと判断され、審査に落とされます。
すべての支払情報は信用情報機関に記録されているため、あらゆるもので支払いの遅延や未入金の履歴がないかチェックされます。
後払いアプリは審査が緩いものの、状況によっては落とされてしまうといった問題点もあることを押えておきましょう。
必要以上に使いすぎないように注意しよう!
後払いアプリはクレジットカードが契約できない未成年でも、多少収入が少なくても簡単に使えてしまう便利なツールです。
気軽に契約して使いやすい点はメリットと言えますが、必要以上に使いすぎてしまうと多重債務に陥るなど、人生に悪影響を及ぼしかねません。
後払いアプリを利用する際は、クレジットカードを利用するとき以上に使い過ぎに注意しましょう。