クロネコ代金後払いで現金化する方法を
注意点も含めて詳しく解説
クロネコ代金後払いで現金化する方法
宅配便で有名な業者の1つに、クロネコヤマトがあります。
そのクロネコヤマトグループでは、代金を後払いできる「クロネコ代金後払い」という決済サービスの運営もしています。
この決済サービスを活用して現金化することは可能なのでしょうか?
当サイト「即マネ.com」では、クロネコ代金後払いで現金化する方法を詳しく解説していきます。
クロネコ代金後払いの特徴
クロネコ代金後払いはヤマト運輸株式会社が提供している料金の後払いサービスのことです。
厳密には、ヤマトホールディングスの「ヤマトクレジットファイナンス」が運営している決済代行サービスです。
クレジットカードほどの汎用性があるわけではありませんが、幅広いジャンルのウェブ上にあるショッピングサイトに対応しています。
オンラインショッピングを利用する機会が増えたことで、クロネコ代金後払いを利用する方も以前に比べて大幅に増加しました。
クロネコ代金後払いの利用限度額と利用手数料
クロネコ代金後払いの利用限度額や利用手数料については以下の表の通りです。
利用金額上限 | 55,000円 |
---|---|
手数料 | ショップによって異なる |
発行所要時間 | - |
クロネコ代金後払いの利用上限額は55,000円となっており、上限額は抑えられ気味です。
1回あたり55,000円までに制限されているわけではなく、利用合計額の上限が55,000円です。取引の回数を分ければよいわけではない点に注意してください。
また、利用手数料については取引するショップによって異なります。
決済手数料をショップが負担してくれるところであれば手数料は一切かかりません。
ですが、そういった良心的な店舗は多くなく、最大5%程度の手数料が取られてしまいます。
発行所要時間については、クロネコ代金後払いには「発行」という概念がなく、最初から使えるため存在しません。
そもそもこの支払方法自体がクロネコヤマトの決済手段の1つとしてあらかじめ用意されており、カードを発行するような時間も手間もかからないのです。
オンラインショップでの決済に使えるだけの機能という認識を持っておきましょう。
クロネコ代金後払いを使って現金化をする
クロネコ代金後払いには他の決済ツールと違い、あらゆる場面で買い物に使えるような汎用性はありません。
この支払方法を使って現金化する場合は、まずクロネコ代金後払いに対応している後払いアプリ現金化業者を探すところから始めなくてはいけません。
クロネコ代金後払い自体は、決済方法としてまだまだマイナーな部類に入るため、これに対応している後払いアプリ現金化業者もまだ少ないのが現状です。
数少ない対応業者の1つとして、「コウタロー」が挙げられます。
コウタロー以外でも、もし取り扱っている業者が見つかったら、まずはその公式サイトを開いて専用フォームからの申し込みを行います。
申し込み内容の確認後、業者側から連絡がきます。すぐに対応できるように準備しておきましょう。
取引内容や手順の説明を受け、本人確認を済ませたらあとは基本的に業者に任せておけば大丈夫です。
業者が指定する商品をクロネコ代金後払いで購入し、それをそのまま買い取ってもらうことで現金化をします。
その日のうちに指定した口座に振り込まれるので確認をしましょう。
クロネコ後払いでの現金化の注意点
クロネコ代金後払いでの現金化の際には、支払期限が他の後払い決済サービスに比べて短い点に注意してください。
通常の後払い決済サービスだと、決済した月の翌月末が支払いの期限となっていることが多いです。
しかし、クロネコ代金後払いは支払いの期限が請求書発行から14日以内とかなり短い設定となっています。
14日以内に支払いの目途が立つのかどうか、事前にしっかり確認しておく必要はありそうです。
ちなみに代金を滞納してしまうと、様々なペナルティが課せられてしまいます。
決済サービスの利用停止はもちろん、消費者契約法に基づいて年14.6%の遅延損害金が発生します。
他にも、請求書が再発行されるたびに一通あたり330円の手数料が加算される点も押さえておいたほうがよいです。
(7)請求書発行日から14日以内にお支払いいただけない代金等がある場合、以降の本サービスのご利用をお断りさせていただきます。また、期限を過ぎた場合、消費者契約法に基づき年利14.6%の割合(年365日の日割計算)の遅延損害金をいただく場合がございますので予めご了承ください。また、請求書を再発行する場合やお支払いのご案内を行う場合は、手数料として一通につき金330円(税込)が加算されますのでご注意ください。
支払期限が短く、使い勝手はよくない
クロネコ代金後払いは、他の後払いアプリのように利用手続きを行ったり、審査を受ける必要はありません。そういった意味では、気軽に使えて便利な決済サービスです。
しかし、他の後払いアプリ等と比べても支払期限が14日後と、かなり短めに設定されています。
これは後払いアプリ現金化を利用する側としてはかなりのデメリットです。
14日という短い期間で返済する分のお金を用意できるかどうかはネックとなるでしょう。
料金を滞納してしまうとさまざまなペナルティを受けてしまうため、クロネコ代金後払いを使っての現金化は慎重に検討する必要がありそうです。